娘の友人が幼い頃からバレエを習っています。
毎年催されている発表会。
今年は「ぜひ観にきてください」と頂いたチケットで娘と一緒に初めてのバレエ鑑賞をしました。


こちらはプログラム。
発表会に出演するのは殆どが小学校から高校生までの子供たち。
以前、娘が所属していたピアノスクールでの発表会みたいに、親や親戚が客席からビデオやカメラを撮りまくりながらも和気藹々とした雰囲気を想像していたら。
勿論、カメラ・ビデオ撮影禁止。

それもそのはず。
何と、日頃から舞台公演もよく催されている、1300人収容の劇場での発表会です。
色々なバレエスタジオからのゲストも出演して、もうアマチュアの域を超えています。

で、客席もまるで本格的なお芝居を観るような雰囲気。
開演時間から少し遅れて到着した私たちですが。
揃いのTシャツを着たスタッフさんが、ペンライトを持って蛍嬢さながら席まで案内してくれます。
指定席ではないので、スタッフ同士で空いた席の確認。
「2階席までは満席。3階は上手側はもう少ないけど、下手側はちょっと余裕があるから」

この上手下手という言葉に、私と娘は思わず顔を見合わせてコッソリ笑ってしまいました。
席に座ったときは、ちょうど場面変換で暗転中。
「ペンライトの誘導は、大劇場の蛍嬢さんの方がうまいね」なんて、関係ないことを呟いてる娘。
舞台で、素敵な舞いが披露されている間、そして暗転になっても、客席は見事なまでに静かに観劇しています。
そして、驚いたのは。
一つの場面が終わるたびに一部で聞こえる「爆竹拍手」。

これって、宝塚限定と思っていました。
まさか、アマチュアバレエの発表会で聞かれるとは。
出演者の親戚関係だったのかしら?
ちょっと、場違いというか、耳障りというか。

ごめん被りたいですね。
発表会の山場は「ドンキホーテ」。

3幕ある大作です。
物語としては知っていますが、バレエ作品としては勿論初めての鑑賞。
セリフは少なく、殆どがダンスで表現されていますが。
面白かったですね〜。
これは大人も子供も楽しめます。
もっと堅苦しいイメージを抱いていたバレエですが。
まさか笑えるほど楽しいとは、正直予想していませんでした。

会場ロビーにまで溢れていたお祝いの花々。
これだけの立派な舞台で堂々と踊っている子供たちには脱帽です。
緊張よりも楽しいという気持ちが笑顔に表れていました。
もしかしたら、この中から未来のバレリーナやダンサーが現れるのかもしれません。
客席の皆さんは、そんな事も頭の中によぎっているのかもしれませんね。